今回は、「突発性難聴」の体験談についてご紹介します。
突発性難聴とは?
文字通り突然発症する難聴のことです。
片耳だけ発症するのが特徴の病で、症状は少し耳鳴りがして耳にフタをされたように感じる軽度のものから、全く耳が聞こえなくなり、めまいを引き起こしたりするものまで人によって様々です。
芸能人もこの病に悩まされ、取り上げられたこともありますね。
誰でもかかる可能性のある病気です。
以下、体験談
私の場合は耳にフタをされ水の中にいるような感覚と、左右の音程のズレによる不快感などがありました。
また、今思えばこれらの症状が出る前に耳鳴りが続いていたなぁ…と。
もっと早く病院に行けばよかったと後悔しています。
そして、この病を発症しツライなぁ…と感じることは、精神的ストレスがとても大きいということです。
これは私によくある症状ですが、車で外出することが不安になりました。
気圧の変化に伴い耳が引っ張られる感じや、トンネルの中では耳だけ取り残されていくような感覚に…。
体調の良い時は何ともない車のエンジン音も、症状が出始めると耳元で絶叫されているかのように聞こえてしまうのです。
そうなると、もう泣きたい!ストレスでおかしくなりそう(T_T) なんてことも。
とてもツライです。
軽度の場合、そのうち良くなるだろうと放置する方が多いようですが、
突発性難聴は症状が軽く、治療が早いほど治る可能性は高くなります。
自分の耳なのにそうでないような感覚に慣れるまでは、本当に憂鬱な日々が続きます。
上記のような症状が常にあるわけではありませんが、もう以前の聴力には戻れません。
もう少し早く病院に行っていれば…という後悔は消えないまま(>_<)
それでも今では周りの理解や支えもあり、上手くこの病と付き合えるようになりました。
「規則正しい生活!!」や「早めの受診を!!」などよく言われていますが、
本当に大切なことなのだなと、しみじみ感じる体験談でした。