分かってはいるけどやめられない・・・
そんな衝動は多々あると思います。
食欲の秋という事もあり、今回は
『ジャンクフード』
にスポットをあててみます。
ジャンクフードとは、一般的に
「高カロリー」 「高塩分」 「高糖質」
かつ、栄養価のバランスを欠いているという特徴があります。
カロリーが気になることは解っていてもついつい手が伸びてしまい、
「自分の意志が弱いのかも・・・」と思っている人も少なくありません。
しかし、自分を責めるのはちょっと待って下さい!!
とある大学の研究によると、人は何かを食べようと思った時、
よりカロリーの高いものを選ぶ傾向があるということが判明したようです。
狩猟を行っていた昔の時代、食糧を常に確保することはできませんでした。
そのため、脳には少しでも多くのエネルギーを蓄えることができる
高カロリーな食品を選ぶ仕組みが出来ました。
これが原因でジャンクフードについ手が伸びてしまうと言われています。
また、アメリカの研究では脂質と糖分の多い食品が、
脳の快楽中枢を刺激することも実験にて証明されています。
原因が分かれば対処方法も見えてきます。
①空腹時に食べ物を選ばない
高カロリーの食品を摂取しようとする行動は、空腹時に強くみられます。
空腹の状態で食事を選ばず、温かいお茶など飲み、
空腹を落ち着かせてから選ぶようにしましょう。
②睡眠をしっかりとる
最新の研究では、睡眠不足になるとジャンクフードへの欲求が高まることが分かりました。
また睡眠不足は、脳の判断能力が低下を招くため、
無意識にジャンクフードに手が伸びてしまうそうです。
③ストレスをためない
ストレスが溜まっている時ほど、脳が快楽中枢を刺激してリラックスしようとします。
その手段としてジャンクフードを求める傾向があります。
趣味やスポーツなど食べること以外のストレス解消を行いましょう。
④飲酒時の食事に注意する
統計的にアルコールを摂取する時は、
高カロリーの食品を摂取することが多いことが分かってきました。
アルコールの摂取を控える、もしくはおつまみのカロリーを考えてお酒を飲みましょう。
これから年末に向け、飲食の機会が増えてきます。
上記のことを頭において、健康な生活を心がけましょう。