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飯塚店 8月13日(木)~8月16日(日)

 

ラフィエット通り店 8月15日(土)~19日(水)

 

 

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成島店 通常通り開局

 

北成島店 8月13日(木)、17日(月)、18日(火)、22日(土)

 

北成島Ⅱ店 8月12日(水)~8月16日(日)

 

明和店 8月13日(木)~8月16日(日)

 

花山店 8月12日(水)は13時迄、8月13日(木)~8月16(日)

 

楠店 8月12日(水)~8月16日(日)

 

 

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笠懸店 8月13日(木)~8月16日(日)

 

 

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本庄日の出店 8月13日(木)~8月16日(日)

 

 

 

緊急の際は、薬の袋に記載されている「緊急時」連絡先におかけください。

 

ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます



2015年07月27日お知らせ

 
機能性表示食品とは?

 

 

今年の6月より「機能性表示食品」という新しいカテゴリーが誕生しました。

 

 

 

薬事法において食品には「〇〇に効果があります」

と言うような効能を記載することができません。

 

今まで効能の表示が可能であったのは、

特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品の2種類のみでした。

 

 

 

今回追加された「機能性表示食品」は、

トクホや栄養機能食品と何が違うのでしょうか?

 

 

 

特定保健用食品(トクホ)とは・・・?

国が審査を行い、消費者庁が食品ごとに効能を表示することを許可された食品です。

(効能例:おなかの調子を整える/虫歯になりにくい/血糖値が高めのかたに)

 

 

 

栄養機能食品とは・・・?

栄養成分が国の定めた一定基準量以上であれば、

届出がなくても栄養の効能を表示できる食品です。

(効能例:亜鉛は味覚を正常に保つ為に必要な栄養素です/葉酸は赤血球の形成を助ける栄養素です)

 

 

 

共に国の基準をもとに、効能の表示の可否が決まるものになっています。

 

 

 

一方、機能性表示食品とは、

メーカーの責任で、科学的根拠に基づいた機能性(効能)を表示した食品です。

販売前に、安全性及び機能性の根拠に関する情報などが

消費者庁長官へ届けられた後、パッケージには届け番号と届出表示が記載されます。

(届出表示例:本品には◇◇が含まれるので、△△の機能があります)

 

 

 

では、機能性の評価はどのように行われているのでしょうか?

 

 

 

①最終製品を用いた臨床試験 により科学的根拠が示されている場合

⇒食品パッケージに「●●の機能があります」のように表示されます

 

 

 

②最終製品又は機能性関与成分に関する文献調査

「●●の機能があると報告されています」との表示が基本とされています。

 

 

 

①・②ともに、事業者の責任において効果を表示するため、

特保と比べ申請の敷居が低いと考えられます。

そのため安易に成分の有効性を謳う食品が出てくる可能性があります。

 

 

より詳しいことを知りたい場合には、

消費者庁のウェブサイトで安全性や機能性の根拠など事業者が届け出た情報を確認できます。

 

 

 

データは閲覧できますが、専門用語も多く判断が難しい場合もあります。

疑問点や不安がある時には、医師又は薬剤師に相談してから服用をお勧めします。

 

 

 

(参考)消費者庁ホームページ

 



2015年07月22日気になるカラダに効く話

 
新しい投与経路のインフルエンザワクチン

成島店薬剤師のTです

 

 

季節はずれですが、インフルエンザについて勉強していると、こんな発見がありました。

 

 

「海外では、経鼻接種のインフルエンザワクチンが使われている」

「今後、筋注の痛みから解放されるのでは?」

 

 

少し調べてみました。

 

 

日本ではもちろん未承認ですが、欧米では弱毒性生ウイルスを経鼻接種するワクチンが使用されています。

生ウイルスを用いるため、広い交差反応性を持つ抗体、

つまり流行株との抗原性が完全に一致しなくても有効期待できる点が最大の特徴です。

 


流行株に左右されにくいということから、日本でも個人輸入してワクチン接種を導入する医療機関もあるみたいです。

 

 

製造販売元である米MedImmune社のデータによると、

2~5歳の摂取群では、流行株とワクチン株が一致していた場合の有効率は89.2%、

不一致であった場合でも79.2%とあります。

データだけを見ると非常に効果の良い点ばかり目に入りますが、問題もあります。
 

 

「新型インフルエンザに対して効果が低いこと」

そして最大の問題点は「生ワクチン」であることです。

 

 

生ワクチンには微弱ですが感染性があり、

接種によってインフルエンザ様症状が出る可能性があります。

そのため接種の対象は2~49歳の健常者に制限されています。

インフルエンザで重症化するリスクの高い乳幼児(2歳未満)や高齢者には使用できません。

 

 

生ワクチンの問題を克服すると期待されているものが、次世代の経鼻ワクチンです。

研究については日本が一歩リードした状態のようです。
 

 

国立感染症研究所では、より安全な不活化(全粒子)ウイルスを用いた経鼻ワクチンの開発に着手しています。

不活化型に生体成分類似アジュバントを加え、作用の増強をしたワクチンです。

 

【アジュバンド:抗原と混合して生体に投与することにより、投与した抗原に対する免疫応答を増強する物質】

 

 

鼻腔内の粘膜免疫に着目し、

インフルエンザウイルスに対抗する中核となるIgA抗体の誘導を増強する目的でアジュバントを加えています。

 

 

採用したアジュバントは、polyI:polyC12Uという成分で、

内因性インターフェロン誘導薬として既にヒトでの安全性が確認されている成分になります。

動物実験でこの経鼻ワクチンによる感染防御効果、交差防御効果が出ているそうです。

また、健常者を対象とした臨床研究でも、良好な結果が得られているようです。

 

 

民間でもアジュバントに生体成分である肺サーファクタントの類似合成品採用した研究が進んでいるようです。

肺サーファクタントには抗原提示細胞への抗原運搬作用があり、

肺サーファクタント類似の人工合成粘膜アジュバントを採用した研究のようです。

合成品で生体成分由来ではないため安全性が高く、効果も良いようです。

動物実験の前臨床試験での有効性評価が終了しているそうです。

 

 

インフルエンザワクチンも痛い注射から解放され、点鼻がメインになる時代が来るのかもしれません。



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