大間々店です。
近頃は寒さも増してきました。寒くなると出てくる症状に「頭痛」があります。
今回は、気温に関係する「片頭痛」についてご紹介します。
片頭痛では、脈に合わせてズキンズキンと痛み、頭の片側に限らず、両側や後頭部にも痛みを生じる場合があり、肩こりや吐き気も伴う人もいます。
片頭痛には前兆を伴う場合があり、目の前にギザギザ・キラキラした光を見ることがあります。前兆から10分程した辺りから頭痛が始まることが多いです。
片頭痛で気温が関係してくるのは、寒い外から暖かい部屋へ移動した時や暖かいお風呂に入った場合などです。
寒さで縮まっていた血管が暖かさにより広がり、血管の周りの神経を圧迫するために痛みが生じます。
なので、片頭痛を和らげるには、頭を冷やすことです。痛む箇所に保冷剤をタオルで巻いたものを当てましょう。寒暖差を少なくすることも重要で、できるだけ外出する際は、暖かい服装をしましょう。
同じ頭痛でも「緊張型頭痛」の場合は、冷やすと逆効果になるので注意が必要です。
片頭痛時は、音・光・匂いに敏感になります。暗い静かな部屋で横になると楽になる場合があります。
また他の原因としてストレスや気圧の変化、食品などが挙げられます。
台風の多い時期は気圧が下がり、血管が拡張してしまいますので、頭痛を生じます。
食品では、アルコールやチーズ、チョコレートなどが片頭痛を誘発します。
コーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインは血管を収縮させる働きがあり、片頭痛時には症状を緩和してくれますが、飲み過ぎると悪化することがあるので注意が必要です。
以上、片頭痛についてのご紹介でした。
片頭痛の予防に役立ててくだされば幸いです。