水溶性ビタミンについては色々なところでお話しや知識を共有していると思いますが。
今回は脂溶性ビタミン A,D,E,K について少し詳しくお話ししたいと思います。
脂溶性ビタミン DAKE(だけ)と覚えると、数多いビタミンの中で脂溶性なのはこの4つだけと覚えやすいかと思います。
今回この中から、医療機関から出される薬に対して関係深いビタミン2種類、ビタミンD、Kのお話をしたいと思います。
D:魚介類、きのこ類、卵など・・多く含まれています。
青魚であればEPAも一緒に摂取できます。
だから魚は昔から摂ると良いと言われてきたのですね。
女性の方が割合多く、骨粗鬆症と診断されて内服されているビタミンがこれですね。カルシウムの吸収を促して骨を間接的に強くするビタミンになります。
こちらも食事で過剰に摂取することはないビタミンにはなります。
ただし、サプリメントを服用している方は注意してください。
これが体内から少なくなると・・:
カルシウムの吸収が不足して歯や骨が脆くなりやすくなり、ちょっとした事で骨折したり、ヒビが入ったりしてしまう事があります。
これを過剰に摂取すると・・・・:高カルシウム血症、腎障害など
(腎臓に不安がある方は先生に相談してください。)
K:通常の食生活の中で、過剰摂取で何かあったという事例がないビタミン、また少なくなるといった事もないビタミンになります。緑黄色野菜に多く含まれています。
骨の構築に携わるビタミンになります。
こちらのビタミンも整形外科で処方されることが割合多いものになります。
緑黄色野菜に多く含まれているので、ワーファリンというお薬を内服している方であれば気になるビタミンではありますが、過剰とも思われるほどの摂取でなければ、他の方々と同じように摂取して頂いても大丈夫なものになります。
例えば、
納豆やホウレンソウなど多く含まれるということを良く耳にすると思いますが・・。
納豆を1日毎食時に1個ずつ食べても、問題ないとされています。
ただこれを1日毎食時などに1回3個とか4個とか、通常そんなに食べないかな~と思う量を食べてしまうと話は別になってしまいますので注意が必要です。
以上、ビタミンのお話しでした。
よろしかったら参考にしていただければと思います。