成島店です。
今回は、薬局にある身近な食品についてご紹介します。
薬局にある薬の大部分は、国が値段を決めていて、それを「薬価」と呼んでいます。
保険薬局は処方箋をもとに調剤を行ってから、薬価をもとに保険の請求を行います。
この保険請求できる薬の中には、食卓で目にするものがいくつかあります。
まずは「ハチミツ」
皮膚の保護作用と、鎮咳作用があります。
その為、稀に小児科の医師から風邪や口の端が切れてしまった患者さんに
①ハチミツ(丸石) ●g 咳が出る時に 10回分
②ハチミツ(丸石) ●g 口角が切れた時
と言った形で処方されます。
注)1歳未満のお子様は乳児ボツリヌス症の恐れがある為、ハチミツを口にさせない
また「ゴマ油」や「オリーブ油」も薬価収載され医師から処方されることがあります。
他にも、食塩は化学名の塩化ナトリウムの名前で処方されます。
調剤薬局と聞くと薬だけのイメージですが、意外に身近な食品が配置されています。