A：お薬手帳は他にどの病院へ受診しているか、どんな薬を飲んでいるかを知るためのものです。お薬手帳は1冊にまとめる様にし、病院へ受診した時や薬局に行くときには、必ず持っていくようにしましょう。

笠懸店です。
先日　新宿NSビルで行われた「サロンドショコラ」に行ってきました。

チョコレートの祭典といわれて毎年大人気のイベントです。今年は昨年が大変混雑したとのことで入場には有料チケットをネットで購入することになったようです。おかげでゆっくりといろいろなブースを見学できるようになりました。

その中でも私が興味を持ったのは日本の明治の「ザ　チョコレート」のブースでした。

実際にカカオが展示してありチョコレートの作り方をかなり細かく教えてくれました。

ホワイトカカオというもので貴重で収穫量も少ないそうです。またこれを発酵させるそうです。これは手作業で実から豆を取り出し　バナナの葉で覆うことで発酵させて香りを引き出すそうです。私はカカオを発酵させてから焙煎するということは初めて知りました。ローストされた豆は粉砕されて機械でゆっくりと砂糖とともに練られます。実際にそのクリーム状のカカオの香りを試すこともできました。

また最近はチョコレートの効果についても知られ始めています。
カカオポリフェノールの抗酸化作用による心臓病のリスクの低減・動脈硬化の抑制作用や血圧降下作用、脂肪の蓄積を抑える効果や、脳機能の改善効果などが研究成果として報告されています。

また、抗菌効果、ストレス抑制、冷え症改善、便秘予防　アレルギー反応予防など様々な効果があるとされ、研究が進められています。

チョコレートは美味しいだけではなく健康にも良い効果があるようです。また海外のカカオの生産地への持続可能なサポートなど社会的な面にも大変興味深いものがありました。

花粉症の患者さんは年々増加しており、スギ花粉症の有病率は全国で２０％を超えると報告されています。

日本ではこれまでに５０種類以上の原因花粉が報告されていますが、花粉症の患者さんの約７０％はスギ花粉が原因です。

２０１８年の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。例年比でみると、関東甲信、近畿、九州地方では例年並みです。

スギ花粉のピークは、東京で３月上旬から４月上旬となり、多く飛ぶ期間が長いでしょう。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まります。東京では４月上旬から中旬の見込みです。

最近よく注目されている、ヨーグルト、乳酸菌剤ですが、一般医療機関を受診しているアレルギー性鼻炎患者さんの調査では、効果ありと判断されている方は３０％以下だそうです。

漢方薬では　効果有５０％、効果無３５％、不明１５％
甜茶では　効果有１４％、効果無５１％、不明３５％
鼻スチーム療法では　効果有４６％、効果無４４％、不明１０％　でした。

自分でできる対策としては、できるだけ花粉を取り込まないようにすることが重要です。

花粉症用のマスクでは花粉が約１/６、花粉症用のめがねでは１/４程度に減少することが分かっています。

帰宅時は、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、うがいをして、鼻をかむ。

表面がけばけばした毛織物などのコートの使用は避ける。

通常の生活では、粘膜を傷つけるタバコは避け、規則正しい生活やバランスのとれた食事 が必要です。