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【第38回】夏バテにご注意を!

 

夏バテは、夏の暑い時季に現れる全身倦怠感、食欲不振、消化不良、下痢、頭痛など
慢性的な症状を言います。主な原因には、


①汗をかくことによる体内の水分やミネラルの不足

②冷たい食物を多くとることで起こる胃腸の疲れと消化機能の低下

③屋内と屋外の温度差による自律神経の乱れ

④暑さによる睡眠不足などが挙げられます。

 

 

 

夏バテは、はっきりとした痛みを伴うわけでもなく、寝込んだりするほどの

http://freebies-db.com/wp-content/uploads/2013/08/free-illustration-kouyou-momiji-ichou.jpg

重大な症状が出ることも少ないため、体調が優れなくても、

特別な対策をとることのないまま、自然に体力が回復するのを待つ方がほとんどのようです。

このまま夏バテしている体に何もせず、秋を迎えると、

体力回復どころか、余計に体調を崩してしまう人も多く見られます。       

秋の気候の変化に体がついていけるように以下のような対策を始めててみてはいかがでしょうか?

 

食事

http://www.post.japanpost.jp/life/amusement/downloads/illustrations/summer/images/b06032.jpg

 

夏は、「暑いから」「食欲がないから」という理由で、食事を抜いたり、

冷たい簡単なもので済ませてしまいがちです。

これを繰り返すことで夏の胃腸はダメージを受けていきます。

弱った胃腸の働きを整えるためにも、冷たいものはなるべく控え、

温かいものを食べる(飲む)ようにしましょう。胃腸に負担をかけないため、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。

 

また、ミネラルやビタミンは、疲労回復や体調維持に欠かせません。

しかし上記のように食事と摂らない、簡単な食事では不足しがちな上、汗や尿として消耗されてしまいます。

消費がいつもより多いのでミネラルやビタミンは積極的に摂る必要があります。

どうしても食欲のないときには、量より質です。少量でも、栄養バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。

サプリメントの助けを借りることも一つの方法です。

 

 

入浴

暑い夏は、簡単にシャワーのみで済ませてしまいがちですが、

一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするためには、約37~39℃のお湯での入浴(半身浴)がおすすめです。

夜、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、体が睡眠モードに切り替わります。

睡眠の質が改善して、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。

 

 

運動

http://www.kamegawa-hospital.jp/topics/nechuushou/sports_drink.jpg

気温が高いと常に冷房の効いた室内にばかりいたり、入浴をシャワーですますなど、

汗をかかなくなりやすい状況が多く、結果として血行が悪くなってしまうことが多いです。すると、体内に疲労物質が溜まり、疲れやすくなります。

炎天下での激しい運動には注意が必要ですが、朝夕の涼しい時間帯を選んでウォーキングや軽い運動をし、適度に汗をかくようにしましょう。

ただし脱水症状を起こさないよう、水分補給はお忘れなく。

                            

 

 



2014年08月01日気になるカラダに効く話


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