富岡店です。
インフルエンザが大流行していますね。
今年はB型の流行が早かったので、1月15日から21日までの1週間に、厚労省に報告されたインフルエンザの患者数が、1999年の調査開始以来最多とのことでした。
インフルエンザや風邪で、喉が腫れるのは、ウイルスがのどの粘膜に張り付くためです。
ウイルスはのどや鼻、目など粘膜のある場所なら、どこでも繁殖して炎症を起こしてしまうそうです。
この炎症がひどくなり、粘膜が破壊されてしまうと、痛みを伴うようになります。
炎症の範囲が気管支の方まで広がれば、咳や痰等の症状も出てきます。
そこで、風邪やインフルエンザのウイルスを、のどで食い止めるのに、おすすめの漢方が、あります。
それが桔梗湯です。
桔梗湯は、桔梗と甘草(かんぞう)の2つの生薬から構成されているシンプルな漢方薬です。
葛根湯などの漢方薬は、有効成分が小腸で吸収されて薬効を発揮しますが、桔梗湯はエキスが喉の炎症部分に直接触れることで、炎症や痛みを抑える効果があることが知られています。
飲み方としては、ちょっとノドが痛いなぁ、風邪をひきそうだなぁ、というタイミングで飲み始めます。
少量のお湯に溶かした後、うがいをする様にして飲み込んだり、暫らく口に含みながら、ゆっくり飲み込み込んだりすると効果的です。
ちなみに、桔梗湯は病院で処方してもらう以外に、ドラッグストア等でも購入でき、トローチのタイプもあるみたいです。
のどの痛みに、ぜひお試しください。