9月1日、富岡市に新店がオープンしました。
	 
	 
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	富岡製糸所で一躍有名になった富岡市ですが、
	こんにゃくパークという観光スポットも存在します。
	 
	 
	こんにゃく芋の生産量は群馬県が日本一
	その中でも富岡市は群馬県内の生産量の約17%を占めています。
	 
	 
	 
	多少強引な流れですが今回はこんにゃくついて
	 
	




	 
	ノンカロリーでヘルシーなイメージが定着していますが、
	実は「カルシウム」や「カリウム」等のミネラルが豊富に含まれています。
	 
	 
	また、こんにゃくの健康効果の主役は、豊富に含まれる「食物繊維」に由来します。
	 
	 
	食物繊維は以下の2種があり、効果が若干異なります。
	 
	 
	その1 ~水溶性食物繊維~
	 
	 
	文字通り、水に溶けるタイプの食物繊維です。
	こんにゃくに含まれる代表的な水溶性食物繊維は「グルコマンナン」とよばれるもので、
	ヒトの身体は消化できる酵素を持っていません。
	 
	 
	そのため、消化できていないものが多い状態で胃や小腸を通過します。
	その結果、以下の作用が期待できます。
	 
	 
	①血糖上昇抑制作用
	→ブドウ糖の吸収を遅らせ、血糖の上昇が緩やかになります。
	 
	②コレステロール吸収抑制作用
	→小腸で水分を吸収し、ゲル状に変化。
	コレステロールを吸着することで、吸収を阻害します。
	 
	
	その2 ~不溶性食物繊維~
	 
	
	水に溶けにくい食物繊維です。
	同じ食物繊維でも、水溶性食物繊維とは作用が異なります。
	 
	
	①便秘予防
	→水に溶けないため、水を多く吸収して数倍に膨れます。
	膨張した食物繊維が腸を刺激し、蠕動運動を活発にしてくれます。
	水分の摂取を多くすることで、この効果がより期待できます。
	 
	 
	※注意
	腸を刺激して運動を改善するため、過剰に腸が動いて起こっている
	「痙攣性の便秘」にはこの効果が期待できません。
	 
	
	②整腸作用
	→善玉菌のエサになります。善玉菌が食物繊維を分解し、腸内を酸性にします。
	酸性の状態は悪玉菌が増殖しにくい環境の為、悪玉菌の増殖を抑えられます。
	 
	 
	昔の人はこれらの効果を経験的に知っていたようで、
	江戸ではこんにゃくを「おなかの砂払い」と呼び、定期的に食していたようです。
	 
	 
	しかし何事もほどほどが一番です。
	水溶性の食物繊維は過剰に摂取すると、下痢や栄養素の吸収阻害を引き起こします。
	また不溶性の食物繊維を過剰に摂取してしまうと、便が固くなりすぎて便秘を引き起こします。
	 
	 
	適度に食べて腸内環境を整え、
	これから迎える寒い冬の時期を乗り越えるカラダづくりをしてみましょう。