今回は筋肉を増やす効用についてまとめてみました!
まず、筋肉が増えると代謝が上がるため、太りにくい体になるのはご存知かと思いますが、
断熱材の役割を果たす脂肪と発熱材の役割を果たす筋肉がある状態が最も寒さに強いといえるので、寒がりな方は筋肉を増やしていきましょう。他にも病気の予防になることが分かってきています。
筋肉が増えると2型糖尿病の予防になると考えられます。体の中でブドウ糖を多く取り込む場所の中に筋肉があり、筋肉量は20歳から30歳をピークに徐々に減り、80歳ではピーク時の60%まで減少してしまいます。ですので、筋肉が少ない方はその分血管の方にブドウ糖を残してしまうことになりますね。
また、筋肉を増やして体脂肪が減れば、尿酸値が減りやすくなります。
なぜなら尿酸の元となるプリン体を体脂肪は多く含んでいるからです。ちなみにプリン体は細胞の核の代謝産物です。
そこで筋力トレーニングをしたり運動をしたりすると血流が増加し、水分補給の回数も増えるため、尿酸の排泄が促進されるというわけです。
さらに、骨粗しょう症の予防に筋力トレーニングは有効です。
骨粗しょう症を予防するためにはカルシウムの摂取と日光浴に加えて、ウォーキングや筋力トレーニングなど骨に刺激が加わる運動が推奨されます。
筋肉に刺激を与えることで成長ホルモンの分泌が盛んになり、骨に刺激を与えることで骨がマイナスの電位を帯びるため、プラスの電位を持つカルシウムが骨に定着しやすくなるからです。
そして、筋肉に限定することではありませんが、運動をするとセロトニンが分泌されやすくなります。
セロトニンには自律神経の働きを調節し、不安感の減少やストレス緩和の働きがあります。
たまには汗をかいてリフレッシュしましょう。
まだまだ調べれば、筋肉を増やすことの効用がありそうですね。
今のうちから真冬にむけて、少しずつ運動、難しい方は無理せずにウォーキングから始めていきませんか?