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薬とグレープフルーツ

薬との相互作用で一般の方でも知っている、グレープフルーツ。

 

今回はそのメカニズムと、他に注意すべきカンキツ類を再確認します。

グレープフルーツの果実やジュースには、フラノクマリン類が含まれています。
この成分が小腸にあるCYP3A4を阻害します。
薬が小腸通過時に代謝される量が低下、結果として薬の吸収が増加します。

 

では他のかんきつ類について確認してみましょう。
グレープフルーツはカンキツ類、ミカン属、ブンタン区の果物です。
ブンタン区の種類はフラノクマリン類が含有されています。
ブンタン区にはグレープフルーツの他に、キヌカワ、ハッサク、ザボン(晩白柚、平戸ブンタン、土佐ブンタン等)の果実が当該します。

 

薬との相互作用は、摂取量に比例します。
また相互作用は個人差がかなりあるそうです。
その為、比較的相互作用が少ないとされている、アムロジピンでも併用には注意が必要となります。
ゼリーや飴、グミなど加工品については明確なデータはありませんが、摂取を控えたほうが良いでしょう



2017年04月05日勉強会・研修会

 
新しい投与経路のインフルエンザワクチン

成島店薬剤師のTです

 

 

季節はずれですが、インフルエンザについて勉強していると、こんな発見がありました。

 

 

「海外では、経鼻接種のインフルエンザワクチンが使われている」

「今後、筋注の痛みから解放されるのでは?」

 

 

少し調べてみました。

 

 

日本ではもちろん未承認ですが、欧米では弱毒性生ウイルスを経鼻接種するワクチンが使用されています。

生ウイルスを用いるため、広い交差反応性を持つ抗体、

つまり流行株との抗原性が完全に一致しなくても有効期待できる点が最大の特徴です。

 


流行株に左右されにくいということから、日本でも個人輸入してワクチン接種を導入する医療機関もあるみたいです。

 

 

製造販売元である米MedImmune社のデータによると、

2~5歳の摂取群では、流行株とワクチン株が一致していた場合の有効率は89.2%、

不一致であった場合でも79.2%とあります。

データだけを見ると非常に効果の良い点ばかり目に入りますが、問題もあります。
 

 

「新型インフルエンザに対して効果が低いこと」

そして最大の問題点は「生ワクチン」であることです。

 

 

生ワクチンには微弱ですが感染性があり、

接種によってインフルエンザ様症状が出る可能性があります。

そのため接種の対象は2~49歳の健常者に制限されています。

インフルエンザで重症化するリスクの高い乳幼児(2歳未満)や高齢者には使用できません。

 

 

生ワクチンの問題を克服すると期待されているものが、次世代の経鼻ワクチンです。

研究については日本が一歩リードした状態のようです。
 

 

国立感染症研究所では、より安全な不活化(全粒子)ウイルスを用いた経鼻ワクチンの開発に着手しています。

不活化型に生体成分類似アジュバントを加え、作用の増強をしたワクチンです。

 

【アジュバンド:抗原と混合して生体に投与することにより、投与した抗原に対する免疫応答を増強する物質】

 

 

鼻腔内の粘膜免疫に着目し、

インフルエンザウイルスに対抗する中核となるIgA抗体の誘導を増強する目的でアジュバントを加えています。

 

 

採用したアジュバントは、polyI:polyC12Uという成分で、

内因性インターフェロン誘導薬として既にヒトでの安全性が確認されている成分になります。

動物実験でこの経鼻ワクチンによる感染防御効果、交差防御効果が出ているそうです。

また、健常者を対象とした臨床研究でも、良好な結果が得られているようです。

 

 

民間でもアジュバントに生体成分である肺サーファクタントの類似合成品採用した研究が進んでいるようです。

肺サーファクタントには抗原提示細胞への抗原運搬作用があり、

肺サーファクタント類似の人工合成粘膜アジュバントを採用した研究のようです。

合成品で生体成分由来ではないため安全性が高く、効果も良いようです。

動物実験の前臨床試験での有効性評価が終了しているそうです。

 

 

インフルエンザワクチンも痛い注射から解放され、点鼻がメインになる時代が来るのかもしれません。



2015年06月30日勉強会・研修会

 
新しいインスリン製剤

成島店薬剤師のTです

 

 

 

勉強会の資料を作っているときにふと見つけた記事

 

 

 

インスリンと言えば注射。学生のころからの常識でした・・・・

 

しかし、吸入式インスリン製剤がアメリカで発売となったようです。

 

インスリンを吸入でなんてすごい!

 

資料は後回しにして(皆さんごめんなさい!)色々調べてみました。

 

実は同様の吸入式インスリン製剤は既に発売していましたが、

現在は市場から撤退しているとのこと。

 

まず以前の商品が定着しなかった理由として、

吸入容器の全長が約30㎝と携行に不便すぎることがありました。

未使用時に畳んで小さくしても16㎝はあったようです。

さらに、安全性・値段・処方前検査が大変なこともあったそうです。

投与開始前後に肺機能検査を必ず行う必要がありました。

喘息やCOPD、肺気腫など、肺に何らかの基礎疾患がある患者への使用は勧められないことや、

喫煙者や禁煙後6カ月未満の患者さんは禁忌のため肺に何かしら問題のある方は事実上処方が不可能でした。

 

 

また吸入でインスリンの生体利用率は皮下注射に比べ大幅に少ないため、

皮下注射で投与するインスリン量より多い量を投与する必要がある。

安定性への懸念もさることながら、薬価もかなり高くなると・・・・

加えて長期使用での安全性はどうなんだろうといったこともあり、

時代が追い付いていなかったのか、その当時では難しかったようです。

 

 

今回発売の吸入器は手のひらサイズとコンパクト。

適応は成人の糖尿病(1型の場合は持効型インスリンとの併用が必須)で、

使われているインスリンはヒト型インスリン。

作用発現が早いので、食事の開始時に吸入します。

 

あくまで食後の追加インスリン分泌を補充する目的で使うことを想定しており、

持効型インスリンの代替とはならないので、

患者さんによっては注射から解放されるということはないようです・・・

 

使用上の注意として、

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性の呼吸器疾患がある患者に対しては禁忌です。

肺癌患者へは基本的に投与せず、肺癌の既往のある患者や肺癌のリスクが高い患者には慎重な判断が必要のようです。

 

また処方前に肺機能検査も必要であるため、

いくらか使用できる患者さんが制限されます。

 

 

価格はそこまで安価でなく、

且つ病院での肺の定期検査が追加されるので、

患者さん経済的な負担はやはりインスリンと比べると多くなってしまうようです。

 

 

 

日本に普及されるにはまだ時間がかかるかもしれない商品のようです。



2015年02月14日勉強会・研修会

 
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