本庄日の出店のKです
甲子園の日程も半分以上が消化され、ベスト8をかけた試合が始まりました。
今年の甲子園は逆転勝ちの試合が多い印象があります。
この傾向は地方大会から始まっていました。
石川県大会 決勝
小松大谷 150110000|8
星稜 000000009|9
小松大谷高校は初回に先制し、その後も追加点を重ねて29年ぶりの甲子園まであと一歩に迫りましたが
9回裏、星稜高校が一挙9点を奪いサヨナラ勝ち。
この大逆転劇はメディアでも大きく取り上げられました。
この試合の影響を受けたのか、本大会でも「初回先制点は逆転負け」というフラグが発生しています。
その代表例がこちら
藤代 800020000|10
大垣日大 40001133X|12
茨城代表藤代高校は初回8点の大量先制点を奪いましたが
その裏岐阜代表大垣日大高校も4点を返します。
藤代高校は5回に2点を追加し10-4とします。
「藤代の勝利は決まったな、風呂でも入るか」と思いきや
5回裏から大垣日大は反撃を開始し、ついに8回裏に決勝の2ランホームランで
試合を決めました。
各校初戦の結果をまとめると
25試合中、初回に先制点があった試合は15試合。
初回先制点を取ったチームの戦績は
5勝10敗 勝率 .333
ちなみに2回以降に先制点を取ったチームの戦績は
7勝3敗 勝率 .700
以上のことを踏まえると、今年の甲子園で勝つためには
・初回は先制点を取らない、むしろ相手に先制点を与える。
・初回が0-0で終了した場合、全力で先制点を奪いにいく。
という対策が有効かと思われます。
初回に失点しろなんて指示を出す監督なんていないと思いますが(笑)
今年は特に初回に試合が動くケースが多いので後半戦も初回に注目して
試合を観戦したいと思います。
もうしばらく副作用の寝不足に悩まされる日々が続きそうです。