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【第3回】あなたも「お医者さんと禁煙」はじめませんか?
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|2014年07月23日|気になるカラダに効く話
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減感作療法をご存じですか?
●花粉症のメカニズム |
体の中に花粉などの異物が入ると、それを排除するために体の中で反応が起きます。その時にできる物質が「IgE抗体」です。再び、花粉などのアレルギー物質が体に入ると、「IgE抗体」と結合し、肥満細胞から化学物質が分泌され、くしゃみ、鼻水などで、花粉などを体の外に出そうとするのです。 |
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●減感作療法とは |
アレルギーの原因物質を体の中に少量ずつ入れると「IgG抗体」が作られます。「IgG抗体」は「IgE抗体」にくっつき、アレルギー物質が「IgE抗体」に着かなくなり、アレルギー反応が起こらなくなります。 |
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●「SLIT(スリット)」減感作療法 |
今まで、減感作療法は注射でしかできず、通院の長期間かかるものでした。「SLIT(スリット)」減感作療法は、注射ではなく、口内から原因物質を体内に入れる方法です。パン屑などにアレルギーの原因物質を浸みこませ、毎日、口に含むことにより、治療できるようになりました。もちろん、専門医の指導も下に行われます。健康保険適用外なので、自費治療です。 |
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|2014年07月23日|気になるカラダに効く話
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現在、日本人の4人に1人が花粉症だといわれています。 では、花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。 花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻みずなどのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。 |
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2月頃からスギ花粉の飛散が始まり4月下旬に飛散が少なくなります。
そして、ヒノキ科花粉の飛散がはじまり、5月末頃まで続きます。
初期療法には、主に第2世代抗ヒスタミン薬などの内服薬が用いられます。症状が重い場合には鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)やロイコトリエン拮抗薬などが併用されます。効果の高い第2世代抗ヒスタミン薬を用いれば、併用薬の量、期間を少なくする効果が期待できます。また眠気といった副作用も少なく普段の生活に支障をきたすことがないです。 これからの花粉シーズンに備えてみてはどうでしょうか?今までつらかった花粉症が今年は楽になりますよ!
花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。しかし、軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。花粉の飛び始める2週間くらい前から症状を抑える薬(抗アレルギー薬)の使用を始めると楽にシーズンを乗り切れます。
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|2014年07月22日|気になるカラダに効く話
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